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結婚・出産前に知っておきたい!ライフイベントで起こる5つの壁

こんにちは!ミートキャリアです。

ご結婚や出産前の皆さん!男性も女性も「仕事と育児の両立」が社会的に広がる今ですが、これから迎えるライフイベントにより生活や働き方にどんな変化や壁があるのか、知っていますか?

ミートキャリアでは育児中の方のキャリア相談に多数乗る中で「それをもっと早くから知っておきたかった!」という声が多かったこと、また最近20代の方からの相談が増えていることから、この度、結婚・出産前の方向けのイベント「ライフイベントで起こる5つの壁」を初めて開催しました。

イベントのスピーカーは20代~30代前半の結婚・出産前後の当事者である3人、ミートキャリアのキャリアサポーター(カウンセラー)namicoさん、アンバサダー(ユーザー代表)のユイさん、そしてモデレーターはミートキャリア代表のきたむらです。

「5つの壁」と言っても、それを知ることで備えようというポジティブな内容です。結婚や出産などのライフイベントが近い方、また知識を持っておきたいなという方、ぜひ本イベントレポートを読んでみてくださいね!

登壇者プロフィル

スピーカー:ミートキャリア キャリアサポーター namicoさん

20代では広告代理店や転職エージェントでのハードな働き方を経験。その後、結婚出産のライフイベントを機に働き方をリモート×複業にチェンジした、6月に第一子を出産したばかりの新米ママ。「自分に合った働き方は必ずある」をモットーにキャリア支援をしています。(※現在育休中のため、カウンセリングはお休み中)twitter 詳しいプロフィールはこちら

スピーカー:ミートキャリアアンバサダー(ユーザー)ユイさん

新卒入社した会社に勤めながら、2019年にライティングスクールに通い副業でライター活動を開始。現在、夫とふたり暮らし。30代に入ってからの結婚で今後のライフプランを考え、「できること」を増やしたい&「好き」を仕事にしてみたい、という想いでパラレルキャリアをやっています。twitter

モデレーター:ミートキャリア代表 喜多村若菜

神戸大学経済学部卒。アクセンチュア株式会社に新卒入社。基幹系システム開発のコンサルティングを経験。教育系事業の立ち上げに参画し、採用や事業開発に従事。採用活動を通して「働き方の選択肢の少なさ」に疑問を持ち、2019年1月に株式会社fruorを創業。ライフステージにあったキャリア形成を支援するオンラインキャリアカウンセリング「ミートキャリア」を運営し、これまで約500件のキャリアカウンセリングを行う。
twitter 起業背景note

ライフイベントで起こる5つの壁とは?

イベントではこの5つについて、namicoさん、ユイさんそれぞれにご自身の体験やキャリアカウンセリングの現場での話などから「どんな壁?」かを聞き、「そのために準備できることは?」を考えました。お2人の話のポイントを紹介します。

1.家事と仕事の両立

パートナーとのすり合わせが大事!

ユイさん:最初からこんな話で恐縮なんですが、実は私、この「家事と仕事の両立」に関しては壁を感じたことがないんです。私はどちらかと言うと家事が苦手なので、結婚前から相手にそれを自己申告して、期待値調整しました(笑)。彼は納得してくれたし、彼自身も家事経験はありつつも得意な方ではないので、一緒にどうしたら楽にできるかを考えています。

せっかく夫婦になったから彼のために家事を頑張りたいという気持ちから両立がしんどくなる人が多いと聞きますが、家事の基準や最低ラインについてパートナーとのすりあわせが大事かなと思います。

自分の役割をどう調整して、どう自分のキャパに収めるか

namicoさん:私はまさに今ユイさんが言ったように「結婚したからには頑張らなきゃ」と自分を追い詰めて壁にぶち当たったパターンです。当時はバリバリ働きたいと思っていたから、21時に仕事を終え、22時に帰宅して、夕飯を作って食べるのは23時近くでした。母が専業主婦だったこともあって、旦那さんの健康は妻が考えなきゃ!家事は私がしなきゃ!と、知らず知らずのうちに追い込んでいました。夫も仕事が忙しいため家事分担は難しく、私はキャパオーバーに陥りました。

「自分の体はひとつしかないから、家事に関してはアウトソースしよう」と決め、時短家電を使うことにしました。私の中では「3種の神器」と呼んでいる、ドラム式洗濯機、食洗器、ルンバです。精神的にものすごく解放され、結婚生活がしやすくなりました。

もう1つ、私自身が救われたスーパー博士の『ライフキャリアレインボー』という考え方を紹介します。人は生まれた時から死ぬまでに8つの役割を担う。その役割は年齢やライフステージに応じて変わっていき、役割をどう組み合わせていくかが生活様式を作る、という考えです。

例えばこの図では25歳以前は5つの役割しかありませんが、25歳で結婚すると「配偶者」「家庭人」という2つ役割が増えます。さらに出産で「親」という役割が増え、8つになります。当時の私はこの考え方を知らず、自分のキャパ以上に役割がのっかってパンパンになっていたのだと思います。

今の優先順位と5年後の優先順位は変わって当然です。だから、ライフイベントが起きたときに自分の役割をどう調整して、どう自分のキャパに収めるかが大事!壁に当たった時はぜひこの『ライフキャリアレインボー』の考え方を思い出してみてください。

2、出産のタイミング

定期的に夫婦で「今どう考えてる?」と確認しあう

ユイさん:私たち夫婦は元々は子どものいない人生もいいかなという考えでした。ただ、とある出来事をきっかけに夫婦ともに気持ちが変わってきて、子どもを持つことを考えるようになりました。


私たちは結婚して2年ですが、2年でもこんな風に人の気持ちや環境は変わりました。だから、最初に決めた方針にしばられすぎず、定期的にお互い「今どう思っている?」と話し合ってお互いの考えをアップデートすることって大事だなと思いました。

子どもが欲しいのにできないという壁

namicoさん:私たちは「結婚後すぐに子ども持ちたい」と夫婦での価値観の相違はなかったんですが、思っていた以上に子どもができなかったんです。結婚したら当たり前に子どもはできると思っていたけれど、できないという壁にぶち当たりました。

私たちは妊活をして原因不明不妊だと分かり、不妊治療の力を借りながらやっていく形となりました。こうした妊娠出産についての話はセンシティブで自分の夫にも切り出しづらいという方がいらっしゃいますが、女性には妊娠出産のタイムリミットあることを伝えておくことは重要かなと思います。

カウンセリングで多いのは、出産を迎える前に転職するべきか?という悩みです。こうした場合、「チャレンジしたいなら早めに行動したほうがいい」とアドバイスすることが多いです。なぜかと言うと、新しいチャレンジをするには圧倒的に子どもがいないときのほうがやりやすいからです。もし現職に留まるメリットはあまりないとか、いつか絶対転職したいと思っているなら、早めにチャレンジしたほうがいいです。

もし転職してすぐ育休取得することになっても、会社に悪いなと罪悪感持つ必要はありません。復帰してから活躍する姿勢であれば、職場も理解してくれるはず。ただ、転職してすぐ妊娠した場合は会社の就業規則によっては育休の対象外になるところもあるので、絶対に育休取りたいという場合は、転職して数か月は我慢し、育休とれるタイミングになってから妊活することをお勧めします。

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